三つは全く異なる性質の海で、住んでいる魚介も異なります。
ではいきなりクイズといきましょう。
第一問 伊勢湾はなぜ豊かなのでしょうか。
第二問 志摩半島はなぜ豊かなのでしょうか。。
第三問 熊野灘はなぜ豊かなのでしょうか。
答えを知りたい方は以下をどうぞ。
多くの河川が流入するところは、栄養分が豊かで、魚介類の餌となるプランクトンが
たくさん発生します。
他にも大阪湾は20ほど、東京湾は120ほど流入し、いずれも古来、豊穣の海の海とされてきました。
オホーツク海も豊かですが、やはりロシアの大河アムール川から大量の栄養分が運ばれるためですよね。
迷解答は「川がお魚を生む」です。
志摩半島は横山展望台や金比羅山に登ってみればよくわかりますが、非常に複雑な地形をしています。
そのため魚の住処となる多くの礁が発達しています。
また伊勢湾の影響をうけて栄養分も豊富でプランクトンがたくさんいます。
魚にとっては住み良い街並み・食品の買い出しも便利という天国のような場所です。
カツオ・アジ・イワシ・サバ・プリ・イセエビ・アワビ・サザエ・タイ・・・数え挙げればきりがありませんが、
迷回答は「お魚好みの地形」です。
また地形が複雑な為、漁港向きの入り組んだ入り江が多く、漁村が発達しました。
熊野灘の沖合には黒潮の本流が流れています。
また支流も接岸してきます。
地図を見ると驚きますが、志摩半島から熊野市あたりまでクネクネのリアス式海岸が続き、しかも背後からいい感じの魚付森が迫っています。
熊野灘は黒潮に乗って回遊する魚の通り道であり、いい休憩場所にもなっているんですね。
まるで、国道を走って来るたくさんの車が立ち寄ってくれる優良店の「道の駅」みたいですね。
またすぐ太平洋に出られるため、出漁には便利なところです。
迷回答は「熊野灘は海の駅」です。
全部正解できた方はかなり三重県通(つう)です。ありがとうございます。